一般社団法人日本災害食学会 副会長 別府 茂(第15話)
中越地震のころは、食料の備蓄は3日分と言われましたが、
今は最低3日分、推奨7日分に変わりました。
また、非常食だけでなく、ローリングストックで買い置きしている食品も
対象になるため、備蓄量は増加しているのではないでしょうか。
一方、家庭によって量は異なり、1日分から7日以上と違いがあるようです。
大規模な災害が発生すると、見直しの機運が高まりますが、
普段は忘れがちになるようです。
防災の話題が「災害は備えあれば憂いなし」で締めくくられることがあります。
この格言のもとは左丘明(さきゅうめい)が「春秋左氏伝」に
「安きにありて危うきを思う。思えばすなわち備えあり。備えあれば患えなし。」
と紀元前480年頃に記したと平井敬也著の
「天災人災格言集,興山舎,2012」で紹介されていました。
すでに2500年間、使われているようです。
中越地震での被災生活では、備蓄量も買い置き量も少なく、
自らの対策不足を恨めしく思いましたが、
そのとき「備えた分だけ 憂いなし」ではないかと感じました。
必要数を考え、少しずつ備えを増やしていく必要がありそうです。
今は最低3日分、推奨7日分に変わりました。
また、非常食だけでなく、ローリングストックで買い置きしている食品も
対象になるため、備蓄量は増加しているのではないでしょうか。
一方、家庭によって量は異なり、1日分から7日以上と違いがあるようです。
大規模な災害が発生すると、見直しの機運が高まりますが、
普段は忘れがちになるようです。
防災の話題が「災害は備えあれば憂いなし」で締めくくられることがあります。
この格言のもとは左丘明(さきゅうめい)が「春秋左氏伝」に
「安きにありて危うきを思う。思えばすなわち備えあり。備えあれば患えなし。」
と紀元前480年頃に記したと平井敬也著の
「天災人災格言集,興山舎,2012」で紹介されていました。
すでに2500年間、使われているようです。
中越地震での被災生活では、備蓄量も買い置き量も少なく、
自らの対策不足を恨めしく思いましたが、
そのとき「備えた分だけ 憂いなし」ではないかと感じました。
必要数を考え、少しずつ備えを増やしていく必要がありそうです。
一般社団法人日本災害食学会 副会長 別府 茂(第15話)