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351 地域復興支援員とは(第11回)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第11話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)

 
復興支援員として2年目になるとメンバーも増え、
小千谷市から中山間地に派遣されていた地域振興支援職員制度の
10年間の期限が終了し、復興支援員がその役割を担うこととなった。

3地区に1名ずつ合計3名の復興支援員が配属されたが、
ある地区から支援員のダメ出しを突き付けられることとなる。
代わりに派遣するのに白羽の矢が私に向けられた。

地域の入り方がそのような状況だったので、
地域から希望されることは何でもやった。
それが地域の自立性を失うことになるとはその時は思わなかった。
しかし、ある時に決定的なことを言われる。
「あなたは金を持ってくる役目。私たちはそれを使う役目」

支援員制度は当初5年の期限付きであったが、
2度の延長がなされ、結果として10年間業務することとなった、
その間に担当地域の移動もあり、現在も制度自体は別物だが
私は地域の支援員として勤務している
(つづく)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第11話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)