中越市民防災安全士会 関田孝史(第3話) (震災発災当時は、小千谷市職員 議会事務局)
議員の自発的な防災活動として出来ることは何か。
そういう気持ちで議論したにも関わらず、
結果として申し合わせたものは、以下のことであった。
その1
各議員が個々具体の災害対策で気づいたことは、
すべて議長(議会事務局)へ連絡することとし、
それを災害対策本部へ申し入れる窓口一本化方式をとること。
市当局は昼夜を問わず災害対策に追われ、
その状況下に22人の議員が個々に災害対策本部や各課等に市民の要望等
を申し入れると、混乱に拍車をかけることが懸念されたからである。
その2
市長をはじめ市当局は、何をおいても人命救助、
応急復旧に全力をあげなければならない。
妨げになることは行わないこと。
窓口一本化の結果、市民の要望や種々の意見は
各議員から議会事務局へ寄せられ、
全て災害対策本部へ迅速に伝えることができた。
中越市民防災安全士会 関田孝史(第3話)(震災発災当時は、小千谷市職員 議会事務局)