長岡市国際交流センター長 羽賀友信(第2話)
新潟県中越大震災20年プロジェクト事務局(中村早希・諸橋和行)
中越地震の当時、100を超える避難所ができたんですけど、
電話すると「外国人はいない」って言われる。
どうしてかというと、慣れてない人は東南アジアの人が
ここで生活していてもわからない。
僕らが見れば、例えばフィリピン系の人だってぱっとわかるんです。
そんな状況じゃ駄目なんで、
全避難所にローラーをかけないといけないと思ったんです。
ローラーをかけても、ただ人に会って話するんじゃなくて、
やっぱり信頼構築をいかに早くするかということが大事。
ボランティアが交代しても、相談したことがきちっと引き継がれて
返答できるようなシートを国際緊急援助隊の連中に作ってもらいました。
それから外国人がどこに何人いるかという記録だけじゃ駄目なんですね。
体育館であれば、どのあたりにいるかが書いてないと行ってもわかんない。
それから、2段階の巡回ノートを作ったんですね。
どんな病気を持っていて、どんな医療を受けているか、
薬はどうしたらいいかといった情報は、外部に出したらまずいんで、
個人のファイルにしたんです。
オープンにしても困らないものと個人が特定されるものと
2段階に分けて記録しました。
今実際それが全国のベースになっています。
電話すると「外国人はいない」って言われる。
どうしてかというと、慣れてない人は東南アジアの人が
ここで生活していてもわからない。
僕らが見れば、例えばフィリピン系の人だってぱっとわかるんです。
そんな状況じゃ駄目なんで、
全避難所にローラーをかけないといけないと思ったんです。
ローラーをかけても、ただ人に会って話するんじゃなくて、
やっぱり信頼構築をいかに早くするかということが大事。
ボランティアが交代しても、相談したことがきちっと引き継がれて
返答できるようなシートを国際緊急援助隊の連中に作ってもらいました。
それから外国人がどこに何人いるかという記録だけじゃ駄目なんですね。
体育館であれば、どのあたりにいるかが書いてないと行ってもわかんない。
それから、2段階の巡回ノートを作ったんですね。
どんな病気を持っていて、どんな医療を受けているか、
薬はどうしたらいいかといった情報は、外部に出したらまずいんで、
個人のファイルにしたんです。
オープンにしても困らないものと個人が特定されるものと
2段階に分けて記録しました。
今実際それが全国のベースになっています。
長岡市国際交流センター長 羽賀友信(第2話)
新潟県中越大震災20年プロジェクト事務局(中村早希・諸橋和行)