「母国語でつづる中越大震災の記憶」より抜粋紹介(第6話)協力:国際交流センター「地球広場」
外国人は、地震の認識が曖昧です。
去年の中越大地震では、どのような事項を避けるべきか分からず、
私は非常に慌てました。
地震を経験して、地震の恐ろしさを知りました。
余震が一週間続き、仕事と生活に大きな支障がありました。
毎日精神的に緊張し、戸惑いや不安な気持ちで、
少しでも揺れを感じるとすぐに外に逃げました。
生活にも大きく影響しました。
例えば、ガスが止まり、水の供給が不足し、料理が作れないなどです。
地震で役に立つ物としては、ラジオを準備しておくべきです。
常に地震の情報を知ることができます。
その他には、避難所での供給不足や寒さを避けるためには、
懐中電灯、毛布、衣類などを準備しておくべきです。
今後注意すべき事項
①地震が来たら、直ちに外へ逃げる
②重い物は高い所に置いてはならない
③高い建物がある所から離れる(例えば、電柱など)
④過度の緊張で、入院したりすることのないようリラックスを心がける
⑤政府が提供する情報によく留意する
【執筆】
「母国語でつづる中越大震災の記憶」より抜粋紹介(第6話)協力:国際交流センター「地球広場」