「母国語でつづる中越大震災の記憶」より抜粋紹介(第5話)協力:国際交流センター「地球広場」
10月23日土曜日、私はちょうど家でテレビを見ていて、
友人たちはみな 街へ出かけていました。
家には、私と年下の後輩が残っていました。
ちょうどその瞬間、家全体が強烈に揺れました。
私はまずホールのテーブルの下にもぐりこみました。
手でテーブルの足をしっかりとつかみ、二人で手をしっかりとつなぎました。
信じがたい事実「地震」にどうしたらいいのか、心臓がドキドキました。
近所の人たちが家の中から私たち二人に外へ出るように言いました。
日本人の友人に会って、少し安心しましたが、地震はまだ続いていて、
私は小国の避難所で1週間過ごしました。
だいたい他の人と同じで、食事も睡眠もきちんととれませんでした。
あの瞬間は永遠に忘れることができません。
その後、日本人が地震に負けず、
自分の家や庭をだんだんと復旧しているのを見て本当に感動しました。
最後、帰国する前、長岡市の人たちに言いたい。がんばって!!!
【執筆】
「母国語でつづる中越大震災の記憶」より抜粋紹介(第5話)協力:国際交流センター「地球広場」