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213 地震によって過疎が急激に早まった現実…

BSN新潟放送 メディア本部報道制作局 報道部長 酒田暁子(第5話)

 

中山間地を襲った中越地震は旧山古志村のように全村避難を余儀なくされたり、
多くの人たちが慣れ親しんだ集落を離れて仮設住宅での生活を強いられたりしました。
復旧・復興が進んでも、“また大きな地震が起きるのでは”と
不安に思った人たちは集落に戻ることはありませんでした。

全国的に中山間地の過疎が深刻化していましたが、
中越地震がきっかけで中山間地の過疎は10年早まったともいわれています。

どうすれば過疎に歯止めをかけられるのか!
集落が復活するきっかけはないのか!
持続可能な集落のあり方とはいったいなんなのか!

そんなことを考えて過ごしてきましたが、
最近では旧山古志村では「デジタル村民」なるものが登場し話題となっています。
バーチャルの世界で山古志の魅力を知り、実際に訪れる人も出てきました。
最新の技術を使い、集落の魅了が発信される。
こうした新しい取り組みを追いかけると、
まだまだ集落の存続の道もあるのではという期待が膨らみます。

【執筆】
 BSN新潟放送 メディア本部報道制作局 報道部長 酒田暁子(第5話)