· 

168 長岡市災害ボランティアセンターの運営 ~神戸市の保健師との情報共有会議~

長岡市社会福祉協議会  本間和也(第6話)

 

当時、長岡市の支援のため、全国の自治体から多くの職員が派遣されていた。
発災後、2~3週間が経過した頃であろうか、避難所の運営に関し、
長岡市の保健師と阪神淡路大震災を経験した神戸市の保健師との意見交換会が開催された。
そこに私も参加した。

最初は、お互いに、それぞれの話を聞いていたが、
そのうちに、長岡市、神戸市の保健師両者が涙ぐんでいるではないか。

震災支援の真っただ中で、長岡市の保健師は
人前では言えないストレスを抱えていたことが容易に想像できる。
また、神戸市の保健師は、阪神淡路大震災の当時を思い出し、
共通の思いをしたことが頭をよぎったのだろう。

震災経験者である当事者同士の集まりは有効と思った反面、
大丈夫か、この人たちはと感じずにはいられなかった。
しかし、時間の経過とともに、私もこの心境になるとは思ってもみなかった‥‥

【執筆】
 長岡市社会福祉協議会  本間和也(第6話)