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151 中越大震災をきっかけに、土木技術者になろう!と思った仲間たちの話し(K林君の場合)

新潟県土木部(十日町地域振興局地域整備部) 太田あみ(第2話)

 
私が小学1年生の頃に新潟県中越地震が発生しました。
自分は当時、新潟市に住んでいましたが、大きく揺れて物が倒れたことが記憶に残っています。
その後、テレビで報道されて大きな被害が発生したことを子供ながらに衝撃を受けました。
 
私の父も土木技術者であるため、揺れが収まってからすぐに家を出て、災害対応をしていました。

そして中学生になった3月11日に東日本大震災が起こりました。

3月11日からの報道を見て、甚大な被害が発生していることはその当時の自分でもわかりました。
このときから土木という仕事を意識し出しました。

私たちが何気なく送っているこの日常において、いつ起こるかわからない自然災害に対し、
県民の生活を守っていきたいと考えるようになり、土木職員という仕事を目指しました。

今では私も、誇りを持って災害対応をしている土木技術者の一人です。

 

【執筆】
 新潟県土木部(十日町地域振興局地域整備部) 太田あみ(第2話)