竹田元気づくり会議 代表 砂川祐次郎(第7話)
中越地震のあと被災地ではさまざまな地域活動が始まりました。
そんな中、竹田集落の今もつづく活動の一つが「竹田かんじきウォーク」
震災復興のワークショップで出たアイデアで
「冬の竹田の美しさを見てもらおう」というものです。
参加者には全て手作りの「しおり」「記念の木札」そして「記念写真」
お昼は「竹田のごっつおー」さらにお土産まで用意。
イベントの内容については、毎回自宅に集まって
缶ビール片手にニヤニヤしながらタクラミます。
かんじきウォークが始まった頃は
集落のばあちゃんたちにお昼の準備を手伝ってもらいました。
実は「ばあちゃんたちが集まるきっかけ」というのが大切なテーマ。
ですが最近はみんな年取って手伝ってもらうことが出来なくなりました。
震災から20年目、かんじきウォークはもちろん、
震災がきっかけのさまざまな地域活動が「やる、やらない」を含め、
新たな展開を考える時期になってきた気がします。
【執筆】
竹田元気づくり会議 代表 砂川祐次郎(第7話)