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131 町内会長として怒涛の日々が始まる(第3回)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第3話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属):

 

吉谷地区は個人宅前も含めて4か所の避難所が開設されたが、
吉谷小学校は吉谷11町内の基幹避難所となった。
つまり、行政やその他の支援は私の居る吉谷小学校が1次的な窓口となる。

開設当初は各地も混乱していたせいか、
個々に集まりテントや体育館に寝泊まりするだけの日々だったが、
暫くすると支援物資が毎日のように届くようになり、
行政からの連絡も日に日に増えてきた。

私はここに集まった3町内の町内会長と相談して、
避難所の管理を交代で行うこととしたが、
他の二人は高齢で結局私一人が行うことになった。

毎日のように来る支援物資やボランティア、行政からの各種連絡に対応するため、
私は住民を集めてこう話した。

「これからこの避難所のルールを言います。
 朝8時になったら各家庭から一人は必ずここに集まり、連絡事項を聞いてください。
 後で聞いていないと言われても、それは参加しなかった家庭の責任です。
 この災害は今まで誰も経験したことがありません。
 私も間違っているかもしれません。ただそれは許して付いてきてください。」
(つづく)

【執筆】
 小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第3話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)