公益財団法人山の暮らし再生機構 元理事長 山口壽道(第7話)(公益社団法人中越防災安全推進機構 元事務局長) :
雪解けと共に「復興ビジョン」に示された構想を具体化するための動きが活発化します。
被災地住民の活動を支援するための核となる組織の整備が急がれ、
それを受けて、「中越防災安全推進機構」(以降「中越機構」)の設立が検討されました。
長岡市に所在する大学・調査研究機関、経済団体、ボランティア団体等によって生まれた組織は、
被災地の安全・安心を確保するために、防災安全を学問として研究する必要性を強調します。
その上で、中越地震で経験する幾多の「経験」と「教訓」を、
次の被災地に、次の世代へと伝承するため、
多様な主体の英知を集結・連携して復興支援活動を展開すると明文化しました。
【執筆】
公益財団法人山の暮らし再生機構 元理事長 山口壽道(第7話)
(公益社団法人中越防災安全推進機構 元事務局長)