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096 発災翌日から避難所開設(第2回)

小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第1話)  元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属) :


震災翌日、ようやく周りの状況が見えてきた。

実はあまりニュースにはならなかったが、昨日町内で倒壊した家屋からの救出劇もあった。
後で分かったのだが、当地区は地震通りとも呼ばれ、倒壊した家屋が特に多かったようだ。

さて、我が家には母屋とは別に耐雪型の丸車庫(2階建)があり、
そちらはほとんど被害が無かったので、暫くはここで寝泊まりをすることとした。

食事の配給は少なかったが、親戚、近所の差し入れや自宅のストックで食べることには困らなかった。
しかし、トイレの問題は切迫しており、地主の許可を得て田んぼの中に穴を掘り、
周りを仮設足場で組み目隠しをした応急トイレを町民協力で作成した。

1週間ほど経過した頃だろうか、
「各地区で避難所が立ち上がっている。当地区でも避難所を開設するべきだ」との声が上がった。
避難所は吉谷小学校となり、これから怒涛の日々を過ごすことになる。
言い忘れたが、この年私は町内会長(地区会長)を受けていた。
(つづく)

 

【執筆】
 小千谷市にぎわい交流課 地域づくり支援員 石曽根 徹(第1話)

 元小千谷市地域復興支援員(小千谷市産業開発センター所属)